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2020/1/20

先日、お客様より油圧作動油の分析を行って欲しいと依頼がありました。
依頼の理由を聞いてみると一時期クーリングタワーが壊れ、しばらくの
間油温が50℃を超えていたそうで、異臭および変色が発生していたとの事。
どうせならと別設備の油圧作動油も調べてもらいたいとの事でした。
それぞれの使用時間を確認し、試料を頂きました
(使用油は共にテラスS3VE VG46で使用期間は約1年)


左がついでに?分析する油圧作動油、右が問題の?クーリングタワーが壊れ高温でしばらく使用した油圧作動油

テラスS3VEの新油はL0.5でほぼ無色透明に近い色相です(写真がなくてすみません)
分析結果はどちらも作動油としての性能は充分に維持しており、
引き続き使用可能でした。

元々、テラスS3VEは着色しやすい性質があるのですがこの色相でも
汚染度が低く(スラッジがほとんど発生していない)、
粘度変化も小幅でした。

茶色くなったから劣化している→オイル交換
と思われる方もいらっしゃいますが色相だけで判断するのも今回のように
早計の場合もあります。費用はかかりますが分析を行うことで、
必要のないオイル交換費用(分析に比べこちらの費用の方がはるかに高額になります
を抑える事が出来るだけでなく、適正な交換サイクルを把握する事が可能となります。

オイル交換の基準がよくわからない、今の交換サイクルが正しいか
判断できないといったお悩みをお持ちでしたらお気軽にお問い合わせ下さい。

                        

                       新潟販売課 関口

 
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