原油価格
WTI原油は約69ドル/バレル、北海ブレント原油は約73ドル/バレルで推移しております。
原油相場
OPECプラスは5日に閣僚級会議を開催しました。サウジアラビアやロシアなど有志8ヵ国は、220万バレル/日の自主減産を2025年3月末まで3カ月継続する事を決めております。またOPECプラスは全体の協調減産を2026年12月末まで1年間延長する事で合意しております。
上記の減産の延長について、原油価格が下落基調にある中、価格の下支えを狙ったものではありますが、中国の景気低迷などによる需要の弱さや米国やカナダなどの非OPECプラスの増産から、国際的な原油需要が引き締まりにくい状況のため影響が限定的なものとなっております。次回の会合は2025年5月28日に開催としております。
12月4日~12月10日のTTSレート平均で78銭の円高ドル安の151円33銭となりました。引続き、米国の金利低下などが円買いドル売りの動きを支えている状況です。
燃料油価格激変緩和措置の補助金額は、数十銭の減額の14円台となり2週連続の減少となりました。燃料油価格激変緩和措置の補助金は12月19日からと来年1月の2段階に分けて見直す方針が発表されております。
今後の動向予想
不透明感が強い状況ではありますが、今後も中東の地政学リスクの高い状況は続く可能性が高く、原油価格の高い状況は続く事が予想される中、政府より次週より補助金額の縮小が発表されており価格の上昇が見込まれます。
*動向に関する重要なお知らせ*
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