原油価格
WTI原油は約83ドル/バレル、北海ブレント原油は約87ドル/バレルで推移しております。
原油相場
国際エネルギー機関(IEA)が14日、2024年の原油市場は供給不足に陥るとの予想を公表しました。さらにイスラエルのネタニヤフ首相が17日、イスラム組織ハマスに対する軍事作戦を継続しラファへ進軍するとの考えを示したことで停戦協議がうまくいかない可能性が強まっているとの見方などから原油相場を下支えする要因となっております。
為替相場は、13日~18日のTTSレート平均で149円80銭で16銭の円安ドル高となっております。
日銀は19日の金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決めました。
しかし、追加利上げを急がない姿勢を示唆したことで当面は日米金利差が縮まりにくいとの見立てに繋がり、一時151円/ドル台と4ヵ月ぶりの円安・ドル高となっております。
燃料油価格激変緩和補助金額は、21円台となっております。
今後の動向予想
国際エネルギー機関(IEA)は3月の月報で、2024年の世界の石油需要の見通しを紅海で航路が遠回りになったことによる船舶燃料の消費量増加などを反映し、前月の予想から11万バレル/日の増加と情報修正しました。
米石油在庫は米エネルギー情報局の8日までの週間統計で、原油が前週から150万バレル、ガソリンが560万バレル減少したことが需給が引き締まるとの見方となり、原油価格の押し上げの要因となりました。
各石油元売り会社は4月以降、主に物流費の値上げを行うとしています。そのため、燃料油価格激変緩和補助金は4月も継続とはなりますが、販売価格の上昇が見込まれております。
*動向に関する重要なお知らせ*
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