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おしらせ
2021/12/29

12月は、原油価格が月初から中旬に向け下降し下旬は上昇下降を繰り返した1か月
となりました。

122日に開かれた石油輸出機構(OPEC)とロシアなど非加盟国の主要産油国で
つくるOPECプラスの閣僚会議は、協調減産を毎月日量40万バレルずつ縮小する
従来方針を1月も維持すると決めた。ただ新型コロナウイルスの新変異株「オミク
ロン株」の出現で先行きが不透明なこともあり、消費国による追加増産の要請には
応じなかった。この決定を受けニューヨーク原油先物相場は続落。WTI先物の2022
1月渡しが一時62ドル台/バレルまで下落し、約3カ月半ぶりの安値水準を付けた。

 中旬以降はオミクロン株の感染拡大で需要回復が鈍る見方、米国の原油在庫の
減少により需要の引き締まりを意識した買い、欧州やアジアで天然ガスの価格が
高騰を続いているため割安の原油へのシフトなどを背景に原油価格は、上昇下降
を繰り返している。1228日にはWTI75ドル台/バレルになっている。

オミクロン株感染拡大もあり経済活動再開による需要回復も見通せなくなっている
ものの原油相場は依然不透明で価格は上下しながら堅調な推移をすると思われます。

石油元売の価格改定発表が前週原油コスト比で下がったため1223日から15
までは前週比0.50/Lの値下げとなりました。1月6日以降値上げ(原油前週比コ
ストとサウジアラビアの調整金が含まれるため)が見込まれていますので1月も
依然高値水準で推移されると思われます。

 

 
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