おしらせ
2021/8/26
8月は、原油価格が下旬に向けて下降し第4週目より上昇した1か月になりそう
です。8月月初は、73ドル/バレル前後で推移してた原油価格が新型コロナ
ウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大が世界的に続いているのを受けて、
需要の先行き懸念が一段と強まり下降に向かいました。
15日、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが首都カブールにある
大統領府を掌握。アフガンには産油国のイランや、ガス産出量の多い中央
アジア諸国が隣接し、中東の産油国とも地理的な近さもある。しかしながら、
原油相場への短期的な影響は現時点では限定的となっている。23日の
ニューヨーク市場でWTI原油先物が米株式相場の上昇を受けて投資家心理が改善し
買戻しが進み8営業ぶりに急反発した。その後は68ドル/バレル前後で推移。
9月1日のOPECの閣僚協議による影響が注目されますが、今後も需給バランスは
保たれることが予想され原油価格は堅調な推移をする可能性が高いと思われます。
石油元売の価格改定発表が前週原油コスト比で下がったため8月26日から
9月1日までは前週比2.00円/Lの値下げとなりましたが、9月1日以降は、
値上げ基調で推移されると思われます。